名物焼き鳥店:「いせや」が取り壊し…老朽化で 吉祥寺

吉祥寺のいせやと言えば結構有名みたいですね。
近いのに3,4回しかいってないですが。。。

この取り壊しの記事読むまでそういう動きがあるのは知らなかったです。

高校の時のイベントの打ち上げで行ったのが最初かなぁ。

最近は数年前の夏に行ったのが最後ですが、9月25日で閉店ってもうすぐですね。

ただし、僕が行ったことがあるのは、「いせや総本店公園店」の井の頭公園への入口にある方で、バスどおり沿いにある総本店の方にはどうもいったことないようです。。。

http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/wadai/news/20060916k0000e040059000c.html

昭和初期から約80年間、東京・吉祥寺の名物店となっている焼き鳥の老舗「いせや総本店」(東京都武蔵野市御殿山)の建物が老朽化のため取り壊されることになり、今月25日で現在の店舗を閉じる。敷地内に建設する14階建てビルに来秋、移転の予定。煙で黒くいぶされた木造2階建ての建物にはファンも多く、常連客が連日、カウンターに立ち「寂しいね。壊さないでよ」と別れを惜しんでいる。

 店はJR吉祥寺駅のほど近く。昨年4月に亡くなったフォーク歌手の高田渡さんは、コンサートがある日以外はほぼ毎日通った。三輪の自転車で立ち寄り、カウンターでウーロンハイを頼む。文化人のほか仕事帰りの会社員らでにぎわい、最近は赤ちょうちんや墨で書かれたメニューが掛かる昭和のたたずまいを楽しむ女性客も増えた。取り壊しを知り、外観を記念撮影する人の姿も。「長く愛された店を残したいが、老朽化では仕方がない」と三代目の清宮五郎社長(57)は話す。

 いせやは1928年、精肉店として創業。50年前に建て直したころから店の片隅で焼き鳥も売り始めた。当時は1本10円。89年の消費税導入で1本80円に値上げしたが、以後は価格は据え置き。焼き鳥をつまみに飲んでも1000円で収まる庶民感覚が親しまれた。

 建物は10月から取り壊され、新しいビルは1年後の来年10月ごろ完成予定。1、2階がいせやで、ほかに貸事務所や共同住宅が入る。約40年通い続ける男性(69)は「カウンターにはだれでも歓迎してくれる空気があり、客同士がすぐに打ち解けられる連帯感があった」と名残を惜しんでいる。【鈴木梢、写真も】

毎日新聞 2006年9月16日 15時00分